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ドイツの緑地計画と仕組み作り

ティアガルテン / ベルリン

2018年は日本が猛暑であった様に、ドイツも例年より気温が高く、扇風機が飛ぶ様に売れていました。近年は39℃を超えることも度々あるほど暑いため、ドイツの新築では日射遮蔽設備は義務化されており、その上で何らかの形で冷房設備をいれるのが一般的です。しかし既存建物は冷房設備が無く扇風機だよりです。

それでも窓から入る風と扇風機があればある程度は快適に過ごすことができます。

湿度が低いという理由も有りますが、熱や風の流れ、それに伴なった植栽の配置まで計算された上で都市が成り立っているという影響は小さくありません。

ベルリンのような大都市でも、都市計画がしっかりしているので市内にも緑地は多く、また郊外へのスプロール化も起こさず、周辺地域には豊かな森や緑地が広がっています。そのため都市部の暑い熱が抜けていくのが早く、日中暑くても夜間や早朝には気温が下がることが一般的です。

その都市計画が成り立つ様に、企業やオーナを巻き込んだ幅広い制度も存在しています。計画を元に植えられた街路樹や中庭の木々は、どれも本当に大きく育っています。こうした環境で育つ子どもたちは多くの緑や動植物の中で育つ為、自然と緑や花に関心を持ちます。

都市計画は土地と人の心を育てていきます。こういった持続可能な社会をつくる仕組みを広げ、将来に繋げていきたいと考えています。