• Home
  • News
  • 2月27日はみんなで「ASOBUの日」を過ごしました!

2月27日はみんなで「ASOBUの日」を過ごしました!

2月27日はASOBUの創立記念日でした。メンバーがテーマをもって過ごす会社の休日とし、持続可能な生き方のヒントを探る思い思いの「ASOBUな時間」を過ごしました。

今年は「自分を耕す・肥やす」をテーマに、仕事ではなく、自分のために自由に時間を使う日にしてもらいました。過ごし方に、正解・不正解はありません。インスピレーションを得られる体験をしたり、創作活動に熱中する時間を通して、メンバーに新たな発見をしてもらいました。

ライフスタイルも居住地も異なるASOBUメンバーが、過ごしたASOBUの日のエピソードをご紹介します。

 

・ベルリンのモダニズム集合住宅群Großsiedlung Britzを訪れ、ユネスコ文化遺産にも登録された歴史的な建物が、今もなお多くの人に住み継がれ、生活の中心となっている風景に感じ入りました。日本の歴史ある街を、どう住み継ぎ、活用するかを考察しました。

 

・子どもが集めてきた石に色を塗ってアートにしたり、公園の脇に生えていた枯れ蔦でイースター用のリースを作ったり、久しぶりに創作活動を楽しみました。子どもといるとつい時間に追われ「いつかやってみたい」と後回しにしていたことも、案外子どもと一緒に行動に移すこともできることや、子ども自身もクリエイティブな遊びをすごく楽しんでいるという発見がありました。

 

・Futurium(未来博物館)を見学し、様々な視点での考察・未来予想・実験的な取り組みを学びました。また、そこで鍛えた視点を持って都市散策にトライしてみました。同じベルリンの街でも、普段とは違った高さから植物の息差しを感じることができました。

・ヘンリー・デイヴィッド・ソロー「ウォールデン 森の生活(1854年出版)」を読みました。産業革命以後に大きく変化した生活に対し、森の中での時給自足生活を描く、現代のミニマリスト思考の起点になっているような本です。私たちが今目指している効率的な働き方や、バランスの取れた生活は、その先に何を目指しているのか?についての思考を深めるヒントがあると感じます。

特に印象に残った一説は、”アダムスミスは『国富論』の中で、生産した富を最大限に消費する事が豊かと記述していますが、ソローは「人はそっとしておけるものが多ければ多いほど、豊かである」と書いて言います。”です。

 

・仕事と子育てで慌ただしい生活を送っているため、意識して「何もしないをする時間」を過ごしました。お気に入りのカフェでのんびりと時間を過ごしていると、緊張の氷が解けるようにポジティブで優しい気持ちがじんわりと湧いてきて・・・偶然にもインスタレーション「LOVE」を発見!今あるもの・置かれた環境を愛しむという「いま大切なこと」を再認識しました。

 

・図書館のはしごをして様々な本を読み歩く中で、『間主観的空間描写』という興味深いテーマを発見しました。自分はどんな風に空間を感じ取るのか、異国の図書館という空間で思いを巡らせてみました。

 

・日曜大工に挑戦し、手を動かすことで気分転換をしました。プランニングや理論だけでなく、自分の手でモノづくりすることで多くの発見があり、施工者の気持ちを理解することもできました。今後建築プロジェクトでも、実際にどうやって作られていくのかという視点に繋げていきたいと思います。

 

・ベルリン国際映画祭の会期中ということで、全くテーマの異なる映画を2本鑑賞しました。

「The Salt of Tears」(Philippe Garrel監督)では、どこにでもいる青年の物語である分、感情移入しやすく、ありふれた誰かの生活も、視点を変えると作品として昇華するという驚きがありました。「儀式」(大島渚監督)では、伝統を重んじる日本の名家が、形式(儀式)に執着するあまり、恋愛など、人間の感情的な部分の障害となり、親族という「形式」が衰退していくという内容でした。自らが守るものが、自らを滅ぼすという監督の視点と物語の構成力に驚きました。

 

メンバーそれぞれが「ASOBUな時間」を過ごす中で、自分と対話し、感覚的なインスピレーションに繋がったようです。

私たちは関わるプロジェクトを通して持続可能な社会を目指すだけでなく、関わるメンバー全員が持続可能な生き方ができることを目指しています。

みなさんも時間と心の「あそび」を大きくとって、いつもと違う一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。