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「リモートワーク・モデル」としてドイツのIT雑誌に掲載されました。

現在、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、かつてないほど世界的に”リモートワーク”という働き方が推進されています。

幼稚園や学校が閉鎖されたドイツでも、通勤する会社員の姿は街から姿を消し、育児・家事といった新たなファクターを抱えながら、多くの人が自宅勤務しています。

そんな中、ASOBUの働き方が「リモートワーク・モデル最前線 」(2020年3月30日リリース)として、1998年創刊のドイツのIT系オンラインマガジン「Golem.de」に紹介されました。

掲載記事リンク:
https://www.golem.de/news/homeoffice-wegen-corona-von-der-it-branche-lernen-2003-147402.html

今回は弊社の稲熊(Office Manager / PR )がインタビューに応じました。

特にユニークな点として、建築家であり創業者でもある夫と、自宅という物理的に共有した空間内で世界中にひろがるアソシエイツとのリモートワークの基礎を作っていった経験について、上手くまとめてくださっています。

雑誌に掲載された内容を一部和訳・要約してお伝えします。

(以下、記事より抜粋)

『稲熊は、絶えず電話の音が響き渡るオフィス空間を恋しく思うことはない。まして首都圏を2時間かけて通勤していた事など、すでに過去のものである。

彼女が勤務する会社ASOBU GmbHでは、創業当初よりオフィスを構えず、同僚やアソシエイツは世界中に散らばっている。

この建築・都市計画事務所は、環境シミュレーションおよび3DやVRモデルを用いた最新の設計手法に挑戦している。その中で稲熊は、オンラインのプロジェクトマネジメントの仕組みをデザイン・運営する役割を担っている。

「こんなに仕事が楽しいなんて知らなかった。」と彼女は話す。「複雑な課題を考えるには、環境を変えるのが一番いいんです。困った時は散歩に行く。するとこれまでと違う視点に気が付いたりして、解決の糸口が見つかることも。日本に1ヶ月里帰りしながら、いつも通り仕事ができることもモチベーションに繋がります。」

オフィスを手放すというアイデアは稲熊の夫で、会社創立者の金田真聡の発想だ。彼はベルリンの設計事務所で、何週間も休暇をとるチームメンバーや在宅ワークを滞りなくこなす社員達を目の当たりにしてきた。

在宅ワークに起因する混乱には、ドイツよりむしろ日本の方が不安を抱いているのかもしれない。「ベルリンの事務所はどこも上手く仕組みを作り、完璧にこなしていました。物理的距離に関わらず、それぞれの業務フローが機能していました。」と金田は言う。

「とはいえ、夫と自宅で一緒に働くのは、最初は簡単ではありませんでした。彼が私のところにわざわざ歩いてきて『お客さんにメールしといて』と依頼してきた時は、不思議な感じでした。」

しかしプロジェクトマネジメントツールを導入して徹底した情報の整理とワークフローを共通化してからは、上手く機能するようになった。「自分で作った仕事、メンバーに依頼された仕事に関わらず、ToDoリストに表示されます。誰かに指示されているような感覚は全くないですね。」と彼女は言う。

ASOBUのチームではWrikeというプロジェクト管理ツールを使って作業分担し、納期や進捗を共有している。また、プロジェクトのコストや収益性なども簡単に把握することができる。

しかし、どうやったら目の前に広がる家事への誘惑に負けず、自宅でプロジェクトに立ち向かっていけるのだろうか?そしていかに幼い子どもに気を逸らされずに仕事をこなせるのだろうか?

メリハリをつける鍵は「コアタイム」だと彼女は言う。チームメンバーと連絡がつく場合、毎日彼女は日中のきっかり3時間パソコンの前に座る。早朝は日本とのビデオ会議がつきものだが、残りの業務時間は自由に振り分ける。

コアタイム以外は、仕事の合間に家事をするなど、時間の境界線も緩やかだ。現在は夫と「シフト制」で子どもの世話と仕事を分担している。こんな時、ノイズキャンセリングのイヤホンはいい投資対象だ。

彼女は生産性の高さを確信していると言う。「実際これまでストレスを感じたことはありません。なぜなら、いつ、どこで、どのように仕事をするか、全て自分が決められるからです。」

さらに彼女は、日中子どもの姿を見られるのが嬉しいと言う。

多くの人々が今コロナ・リモートを強制されているが、”ホームオフィス”というのは、ひとつの生き方でもあるのだ。

もし世界中の上司が在宅でも仕事を進められる事、それどころか以前より効率が良いのでは、と気づいたとしたら、在宅ワークがオフィスワークよりスタンダードな働き方になるかもしれない。』

取材を通し、ASOBUのリモートワークの様子を少し垣間見ていただけたら嬉しいです。

「リモートワークに切り替えたいが、なかなか踏み出せない」「突然のリモートワークへの転換につまずいている」「どのように経営できるのか、全く想像がつかない」とお感じの方もいらっしゃるかと思います。

今回は掲載記事の一部をお伝えしましたが、今後はリモートで設計プロジェクトを運営するコツや、インフラ構築のポイントなどもご紹介していきたいと思います。

設計事務所や一般企業のリモートワーク化について、困っていることやお手伝いできることがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ先:info@asobu-gmbh.de