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インターンシップレポートNo.3 松百さん(社会人 ランドスケープ・アーバンデザイン専門)

新型コロナウイルスの影響で、世界的な移動制限が続いています。
そんななか、サスティナビリティに配慮したランドスケープデザインについて学びたいと、ASOBUでのインターンシップを熱望してくださった松百さんをご紹介します。
松百さんは日独間の移動制限が解除されることを待ちながら、2020年9月1日より日本からリモートインターンシップで活躍してくれています。

新しいインターンシップの形を開始し、1ヶ月がたった今、お話を伺ってみたいと思います。

では松百さん、まずはご自身の自己紹介をお願いいたします。

松百:イギリスでアーバンデザインを学び、日本へ帰国後、ランドスケープ事務所での実務を経験しました。異なる国の歴史や文化、そこに住む人たちの暮らしや考え方を知ることを通し、都市や空間のあり方を考えることが好きでアーバンデザインを志しました。

すでに社会人として活動されている松百さんがASOBUでインターンシップをしたいと思った理由にとても興味があるのですが・・・

松百:インターンシップを考え始めた当初の目的は、「海外でサスティナブルデザインに配慮したランドスケープ・アーバンデザインの実務経験を積む」というものでした。

まちづくりに対する考え方が日本と大きく異なることを体感したイギリス留学を経て、日本で実務を経験する中で、サスティナブルデザインに専門性を置いて仕事をしていくには、あまりに自分の知識や経験が不足していると気づいたからです。
すでに多くの事例を持つドイツで、その経験を積みたいと思うようになりました。とはいえ、実際に行動に移すには、大きな決断が必要でした。

ASOBUを知ったきっかけは、代表金田さんの著書「30歳からの国際化」を読んだことでした。

その後、ホームページや様々なweb記事でASOBUのことを調べ、サスティナビリティに重点を置いて建築や都市計画など幅広く活動する会社だということを知りました。日本の慣習や規制をふまえ、ドイツの技術や仕組みをどう日本で応用し、サスティナビリティを具現化するかという積極的な活動に魅力に感じました。

さらに、サスティナブルな働き方という点も、日本人にとっては新鮮な考え方のように感じました。「長時間労働で成果を出す」のではなく「限られた時間の中で成果を出す」ために何をすべきか、という視点でプロジェクトが計画されているんです。

サスティナビリティを活動の主軸にシフトしたい自分にとって、ASOBUでしかできない経験ができるのではないかと感じ、思い切って応募に踏み切りました。
なるほど。学生のときにはわからない、実務経験を経てからの気づきはとても多くありますよね!
その気づきに対して真摯に向き合い、海外経験を積みたい!という姿勢に感銘を受け、ASOBUも最大限協力したいと思わされました。
さて、早くもインターンシップから1ヶ月半がたちましたね。初めの1ヶ月間はどのような活動をされましたか?

松百:今回のインターンシップでは、2つのプロジェクトと講演を担当しています。

プロジェクトは、環境シュミレーションソフトに基づく設計業務です。環境シュミレーションソフトは初めてなので、これまでは感覚で行っていた設計が、数的に分析されて成果が確認できることを楽しみにしています。

社内や大学でのリモート講演も行いました。(以下の写真:ドイツのASOBUメンバーとともに東北エリアの大学で講義を行う松百さん)
様々な専門分野の方に自分が経験してきたこと、主にランドスケープや留学経験についてまとめて話すことは、とても難しい経験でした。

しかし、自分の分野以外の方からの質問への返答に苦戦する自分は、まだまだ経験や勉強が足りていないんだと痛感できる良い機会でもありました。

今回のインターンでの渡独は難しいですが、「将来ドイツで実務を経験する」という目的を実現するため、今行っていることをどう今後の業務に活かしていくのかを意識して、日々取り組んでいます。

今回は図らずも在日でのインターンシップ開始となりましたが、ASOBUの働き方についてどのように感じますか?また、困ったこと・不安なこと・要望などはありますか?

松百:現在、在日でのインターンのため、会社について見えていない部分はあると思います。しかしながら、物理的な距離がさほど業務に影響していないように感じています。
テレワークが中心の働き方は、必然的に文字でのやり取りが増えます。そのため、相手にどのように伝えるのかをとても意識して文章を書く必要があり、一人ひとりの高い意識とコミュニケーション能力が必要になると感じました。

そうですね。これを読んでくださっている方の中にも、このコロナ禍での働き方変革で、ノンバーバルコミュニケーションの重要性を感じている方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか?

ASOBUでも画面上で顔をあわせる機会を増やしたり、ボイス・ビデオメッセージを取り入れたりと工夫をしていますが、質の高いコミュニケーションをさらに心がけたいと思っています。

学生の方のインターンシップとまた違い、社会人ならではの意義深いインターンシップになっているように感じます。

社会のサスティナビリティを実現する知識と経験を1日も早く実プロジェクトに結実させられるよう、残りの期間も充実したものにしていきましょう!

※参考書籍
「30歳からの国際化-ドイツへ- 」金田真聡著(外部リンク)